2018年2月7日水曜日

といとい合宿in余市day1

メンバーが所有する ログハウスへ雪遊び強化合宿へ!!

まずは 冬は除雪が入らない坂道を えっちらおっちら 荷物運び。

子どもたちも自分の荷物を背負い 歩きにくい雪道を一所懸命登ります。

「つかれた~」 「おもい~」 「もうあるけない~」

弱音のオンパレードです



それでも 大きい子たちは荷物を順番で持ち 励ましあい なんとか到着!!

「おー!!ついた!やったー!だいぼうけんだ!」と興奮。

小さい子は母に担がれ そりにのせられ 余裕のゴール

母が背負っていたはずの荷物は転々と 道の途中に置いてきぼり。。。笑

このあと 何往復もした母たちは 到着早々気持ちの良い汗をかきました!!


荷物整理が終わったら 早速雪遊びスタート

千歳や苫小牧に比べると とっても雪が豊富な余市

特に今年は雪が少ないので ようやくダイナミックな雪遊びが出来て

大人も子どもも 大はしゃぎ




かまくらづくりに



そりすべり しりすべり


遊びつかれた 最年少参加の次女は そりの中で


ぐっすり。

他にも 6年生のお姉ちゃんを先頭に 森探検へ

森探検では 自主保育や森のようちえんの良さを体感♪

子どもって 自然って 本当にすごい!!


はじめて訪れた 冬の森を 歩いたことがありますか?

森に入った瞬間 子どもたちの五感はフル回転!スイッチオン!

知らない場所 ずぼずぼ埋まる足元 鳥の声 雪を踏む音 道無き雪原 仲間が呼ぶ声

恐怖や不安と一緒にむくむくと膨れ上がる 冒険心好奇心

自分の目で 耳で 身体と心で 危険を察知しながら 自分たちで道をつくります。



早速木登りが始まりました

子どもたちって 大人が思う以上に慎重

折れないかな? 落ちないかな? ちょっと怖いな。 いけるかな?

それぞれの心の葛藤が しぐさや表情から感じ取れます。

左はしにちょこっと写っている 4歳の男の子は

いつまでたっても 登ろうとしません。

大きい子たちがやっているのを じーっとみつめ たまにボソボソ

やってみたいけど 怖いのかな?


みんなが一通り登り終わり 誰もいなくなると 決心がついたように 動き出す

だけどやっぱり怖い 足も届かない。

「てつだってよ~だっこしてよ~」と甘え声

どうしようかな?手伝ってあげればきっと楽しい思い出になるよなぁ。

でも、それでいいのかな?ちょっと悩んだけれど、今回は

「どうしたら登れるんだろうね?今はそこまでしかいけなかったけど次は
きっともっと登れるよ。」

とだけ声をかけて見守ってみることに。

泣き出すかな?いじけるかな?どうするのかな?

すると、他の子がよってきて

「ここにあしかけてごらん!」 「おなかでのぼるんだよ!」

目標の場所まで登ったときの彼のうれしそうな顔

「みてみてー!!できたよー!!」のはじけた声

あぁ。余計な手出しをしなくてよかったぁ。

私にも答えはわからないけど『見守る』とか『主体的』とか

こういうことからはじまるのかな?


まだまだ続く森探検

みんなについていけず 「まってよ~おいていかないで~」と
泣き出す 4歳長女

あわててかけよる 6年生の女の子


こちらは 木の上から ロープのブランコへ乗り移り

怖くてなかなか 勇気が出ない

後ろからは「はやくーまだー?」とせかす声

「がんばれー」「だいじょうぶだよー」と応援する声


えいや!!できたね。

小さな挑戦や冒険、出来たり出来なかったり 子どもたちは真剣勝負




子どもたちの心の葛藤や 湧き上がる感情を一緒に感じ寄り添う時間。

あぁー森のようちえんをはじめてよかったなぁ。

子どもたちや自然は 私の先生です。


外とは一変。

お部屋に入ると 場所や物の取り合いがはじまります

「小さい子はだめー」「いれてあげない!」「もういっしょにあそんであげなーい」

そんなようすをみて どうしようかな?どんな言葉がけをしようかな?

と悩む大人たち。

「仲良く遊びなさい」「喧嘩はやめなさい」「小さな子には優しくしなさい」
「おもちゃは順番に使いなさい」「人の気持ちを考えなさい」

叱るのは簡単。ついつい言いたくなるし、言うべきときもある。

どこまで見守る?どうしたら子どもが自分から思いやりを持ってくれる?
親同士の学びあい、話し合い。

子どもだけじゃなく、親が悩みを分かち合い、育ち合えるのが

といといの 最大の魅力かもしれない。

今を生きる子どもたちと 未来を思い悩む大人のすれ違いなのかな?



大きい子たちの目を盗み ようやく秘密基地へ潜入した 小さい組。


夕食はレトルトカレー。

このログハウスは水道が使えない。

米を炊いたり飲んだりする水はリュックに入れてみんなが運んできた。

トイレの水は薪ストーブで 雪を溶かして使う。

水道から水が出ることのありがたさを感じながら、水を無駄なく

大切に使うために工夫しながらすごす 貴重な体験。


就寝前の一騒ぎ。

男の子という生き物は なぜこうも戦うのだろうか?

女の子である母たちには チンプンカンプン。

お互いを知るため?うけいれるため?力くらべのため?

ひとしきり戦った後は 前よりも仲良く 団結力が増すのは男子七不思議のひとつ。

怪我をしないよう見守りつつ 気がすむまでやらせてあげられる環境は

今の時代 とても貴重なことかもしれない。

力加減や痛み 自分の感情のコントロールを学ぶことは 必要なことだと感じた

1日目のしめくくりでした。

つづく

なお

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