雪が冬らしくたくさん降った1月の終わり頃、うれしいびっくりが続いた。
「といといに行きたい!」
珍しくハッキリと言い切ったゆう。
いつも出発まで、どうするか決めきらなかったので、この発言に私は驚いた。
行けば楽しいけれど、行くまでに渋ることがこれまではほとんどだったのだ。
といといメンバーのパパ達で構成される男組、みんなの力で最近完成した
ビニールハウスは日の光が差し込むと、とてもあたたかい。
中にはストーブがあるので、お味噌汁や、羽釜でご飯を炊いたり、
楽しい事がたくさんできるね(*^^*)
たけるかな〜 たけるかな〜
できた!
といとい名物さつまいもご飯。
お醤油がきいてて、じんわり美味しい〜(^q^) おかわり!
羽釜のごはんを極めんとする母達(^^)
雪の滑り台は、ソリがあっても無くても楽しめちゃう!
「こっちに行こう〜」とわかに手を引かれて、みんなから離れた場所へと移動する私。
先に帰るいっせいを見送りにやってきたゆうと合流。
お見送りした後、わかとゆうは、二人で遊びはじめた。
雪を食べて二人でお互いの顔を見ながらニコニコ。
葉っぱを食べるイモムシさんみたいに、雪を食べ進む2人(笑)
ゆうがわざとわかの顔に雪をかけた。
わかが「顔にはかけないで〜」とちょっと怒ってゆうをじっと見るも、
次の瞬間2人で大笑い!
また遊びはじめる。
いつもなら、ゆうが追い打ちをかけて、わかが怒って泣く
そしてゆうが手を出すというシチュエーション。
ゆうは去年の4月から、活動中に友達を叩いてしまったり、泣かせてしまう事が常だった。わかに対してもそうで、いつも何かしらやらかしていた。
最近ゆうの中で、仲間意識というのか、相手の気持ちを自分の中で整理するような
感情が生まれているのを感じてはいたが、まさかこんな風に笑いあえる日が
いやってくるとは、驚きである。
今年度は辛いと感じる事も多くあった。
でも見守り続けてくれる仲間の存在がありがたかった。
厳しく寒い冬の後、春の日差しがあたたかく感じるように、
今は彼の中で起こる小さな変化が愛おしい。
といといは子供達だけでなく、母の学びの場でもあるんだな。
この優しい空間がずっと続きますように。
しぃ