2018年9月30日日曜日

震災で感じたこと


こんにちは。台風が近づいてはいますが

ようやく気持ちも日常に戻りはじめました。

いつも「といとい」を気づかい応援していただきありがとうございます!!

強烈な台風から始まり、見たことのないような雷、そして経験のない大地震

あまりの自然の厳しさに、人間の無力さを痛感した数日間。

それと同時に、本来人間が持っている助け合い生き延びる力や

他者を思い家族を労り、協力し困難に立ち向かう姿をたくさん目にしました。


震災が残していったものは、必ずしも悪いことだけではない。

そんな風に感じずにはいられません。

豊かなありふれた日常では忘れがちな

「本当に大切なこと」

にたくさんの人が気づかされたのではないでしょうか?


厚真町で被災した私の大切な大切な友人が

震災後にこんなことを言っていました。

「たくさん泣いたけど、地震の後の涙は全部うれし涙だよ。」

これを聞いて、私もうれし涙が溢れました。

さきの見えない暗闇の中、彼女の周りには温かい心が溢れていたんだなぁと。

厚真、安平、早来、鵡川などはまだまだ強い繋がりが残っており

そんな地域の姿からも学ぶことがたくさんあるように感じました。

日頃から、人と人との絆を築いておくことは

人が人として生きるためにとても大切だということだと思います。

北海道だけではなく、日本中、世界中の震災で

失ってしまった尊い命を無駄にすることなく、経験したことを

ひとりひとりが次につなげていきたいですね。


胆振東部地震は、子どもたちにとってもショックの大きなものとなりました。

こどもたちの心と体の健康には「日常」が非常に大切であり

さらに、「遊び」の偉大さを身をもって体験しました。


日ごろ「といとい」が大切にしている子どもたちを見守るという

関わりや、子育て中の親の心休まる居場所づくり

主体的であたたかい雰囲気の中での遊びは

どんな状況下でもとても大切です。


子どもにとって遊ぶことは生きることそのもの。


やりたいことを心行くまでやりとおす経験は

生きる力の源になると改めて確信しました。

さらに、そこに集まる大人たちにとっても心地好い時間となります。



これからの「といとい」が担っていく役割は何だろう?

私自身が実現したいことは何だろう?

きっと、今回の震災で学んだことが大切なカギとなるはずです。

「幸せに生きる」

言葉にすればとても簡単ですが、実現するためにはたくさんの困難があります。

「自分で自分を幸せにできる」

そんな力を子どもたちにしっかりと根付き、太くたくましく力強く育つよう

これからも活動していきたいと思います。

さぁ、火曜日はさつまいも掘りに行ってきます!!

といとい代表 松澤 菜緒

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